さまざまな建設機械の
ドクターとして
整備や点検を担当

機械技術職
事業本部 機械部 主任
2010年入社
國井 剛
主な業務は現場から返納された建設機械を点検し、エンジンやトランスミッション、油圧シリンダーなどのオーバーホールといった整備をするほか、消耗品や油圧ホースの交換、バケット・排土板の溶接修理などをおこなっています。また、現場で修理が必要な場合は各地の工事現場へ出向いてその場で整備や点検を行います。そのまま現場へ持ち込めないような大型建設機械は分解して搬入、現場で組み立て作業を行います。そして、搬出するときは再び分解作業を行います。建設機械の修理や組立ての後は始動テストをするのですが、間違いのない修理ができてうまく動いたときは仕事の手応えを実感します。また、現場に出張したときは、修理して現場の人たちから感謝されると機械技術職としてやりがいを感じます。
國井 剛

自分の成長はどんな時に感じられますか?

入社当初は機械や工具の名前も分からない状態でしたが、先輩の補助をしているときに次に使う工具を予測して渡せるようになって成長の手応えを実感。また経験を重ねるうち、整備技術とともにボルトを見ただけでサイズが分かるなど感覚的なものも身についてきました。現在は難しい修理も担当するようになりましたが、上司から「任せる」と言われると自分の仕事ぶりが認められたようでうれしいですね。

職場はどんな雰囲気ですか?

基本的に職場の人たちはみんな優しいですね。私が機械の修理や溶接で困ったときは、分かりやすく教えてもらえます。ときには、ダイレクトに教えるのではなく、ヒントを出して私に自分で考えて解決するように配慮してくれる先輩もいます。出張などで宿に泊まった際には、みんなで食事に行ったり、部屋に集まってお酒を飲んだりゲームをして楽しく過ごしています。また、先輩たちの昔話を聞いていると古い重機のことが分かり、参考になりますね。

今後の目標を教えてください。

年々、新人が入社してきて後輩が増えているので、これまでの教えてもらう側から教える立場になることです。分かりやすく教えられるようにもっと建設機械の構造や仕組みを勉強して、何を聞かれても恥ずかしくないようにしたいですね。また、後輩が気軽に相談できるような雰囲気づくりにも努めています。自分自身のスキルアップとしては、手が空いたときに高い技術を持つ先輩の仕事ぶりを見に行って学ぶようにしています。

お休みの日は何をしていますか?

私の趣味は釣りとクルマ。休日は、友人や会社の仲間と朝早くからドライブを兼ねて渓流釣りやバス釣りなどへ行くことが多いですね。そして、帰ってきたらすぐ洗車しますが、気がつくと半日くらいクルマを磨いていたこともありました。クルマの手入れをしていると愛着がわき、「自分はクルマや機械が好きだからこの仕事を選んだんだな」と改めて思います。

1日の流れ

7:20
工場へ到着
7:50からラジオ体操、朝礼で作業内容や修理の情報を共有
8:00
建設機械の修理
各部の点検や摩耗した部品の交換など
10:00
15分間の小休憩の後、作業を続行
12:00
お昼休憩
会社で注文した弁当で昼食
13:00
午後の作業開始
点検、修理
15:00
15分間の小休憩、引き続き作業
17:00
作業終了
工場内の片付け、作業日報の作成など
17:40
退社

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